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「ホームズゆかりの地」案内:Portsmouth2 [ ┣「ゆかりの地」案内]

前回ポーツマスのホームズ展とドイルが開業していた場所を訪問したことを書きましたが、ホームズの本編の方でもポーツマスは登場しています。

「緋色の研究」
延原訳登場シーン:
そこで運送船オロンティズ号に乗せられ、一カ月後には、これでも元の体になれるかと疑われるまで健康を害してしまった体をかかえて、ポーツマス桟橋へ上陸したのであるが、静養のためにはむこう九カ月の休暇を、祖国政府から与えられていた。

「海軍条約文書事件」
延原訳登場シーン:
ジョゼフ・ハリスン君が馬車で駅まで送ってくれたので、私たちはすぐにポーツマス線の列車にのりこむことができた。ホームズは深い思索にふけって、ほとんど口も利かなかったが、クラパムの乗換駅をすぎたころになって、やっとものを言ったかと思ったら、
「こうして高架線でロンドンへはいってゆくのは、家々が見おろせて、じつに愉快だね」

「最後の挨拶」
延原訳登場シーン:
電光が明るく金庫の内部を照らしだした。内部はこまかいたなに区分されて、書類がいっぱい詰まっているのを、大使館の書記官は一心に見いった。各区画にはいちいちラベルがついていて、書記官の眼はそれをつぎつぎに読んでいった。――「浅瀬」「港湾防備」「航空機」「アイルランド」「エジプト」「ポーツマス要塞」「英仏海峡」「ロサイス」など、そのほか二十ほどもあった。どの区画も書類や図面がぎっしり詰まっていた。
(中略)フォン・ボルクは電報を読みあげた。
「新シイ点火プラグヲモッテ今晩カナラズ行ク――アルタモント」
「点火プラグだって?」
「彼は自動車技師で、僕はガレージいっぱいの車を持っている車主ということになっているんでね。二人のあいだでは、必要のありそうな言葉はすべて車の部品で表わすことに打合せができている。ラジエーターといったら軍艦のことで、オイル・ポンプは巡洋艦という具合にさ。点火プラグは海軍の暗号書なんだ」
「ポーツマスから正午に打っている」書記官は電報を手にとってみて、「それにしても、いくら出してやったんだ?」
「この仕事に五百ポンド。もちろん月々のサラリーはべつにしてね」

(中略)「シュタイナーがどうしたというんだ?」
「とうとう捕まったというだけのことでさあ。ゆうべあいつの店に手入れがあって、書類ぐるみポーツマス監獄へ持ってゆかれましたぜ。」

 

ポーツマス駅の近くに桟橋がありました。

ワトソン博士が帰国したときの港の様子はどんなだったのでしょうか。当時の船に関する記録など調べるとどこに降り立ったのか特定できるかもしれませんね。

監獄や要塞といったキーワードもあったのですが、どこにあったのか調べていなかったので訪問できませんでした。下調べが重要でした。


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