So-net無料ブログ作成
検索選択

「ホームズゆかりの地」案内:Euston(追記) [ ┣「ゆかりの地」案内]

「ゆかりの地」案内のWestminster駅編で取り上げたLittle George Streetですが、写六さんからウェストミンスターではなくユーストンではないかとのご指摘をいただきました。

参考としている「Finding Sherlock's London」ではWestminsterの項で紹介されているのですが、確かに原作を見ると次のような書きぶりとなっています。

FSLの記載:私はまずリヴァプールヘ電報して、スタンガスンの人相を知らせ、アメリカゆきの船舶の警戒を依頼しました。それから自分では、ユーストン駅付近のホテルと下宿屋を軒なみ調べて歩きました。これはもしドレッバーにはぐれたとすれば、スタンガスンは駅の付近の宿で一夜をあかして、翌朝駅へ行ってぶらぶらしながら、ドレッバーのくるのを待ちうけるのが最も自然だと考えたからです」

「そういう場合はどこか落ちあう場所をあらかじめきめておきそうに思うな」ホームズがいった。
「そのとおりでした。昨夜はひと晩この調べに空費してしまいましたが、今朝は早くから残ったところをまわりはじめて、リトル・ジョージ街のハリデイ特定ホテルまで来たのが八時でした。スタンガスンという人がいるかとたずねてみますと、いるという色よい返事です。」

 

ここにもあるとおり、レストレード警部はユーストン駅付近のホテルと下宿屋を軒なみ調べて、残ったところを探したところリトル・ジョージ街のハリデイ特定ホテルに行き着いたことになっています。ウェストミンスターとユーストンはかなり離れています。また、現在のロンドン地図でリトル・ジョージ街を調べてもウェストミンスターの一箇所しかありません。

こちらも写六さん、みっちょんさんからご指摘いただき、当時の地図を見たところ、ユーストン駅近くにLittle George Streetがあったことが分かりました。当時はホリデーインもあったそうです。

現在の地図と比べたところ、すでにこのあたりは区画整理が進んで当時とは道の様子も変わっているようです。公園については当時と同じ位置に残っているようですので、こことの位置関係とてらして、当時のLittle George Streetは現在のStar Cross Streetのあたり(正確に言えばやや北)に位置していたようです。


このSch(学校)ができて通りが無くなってしまったのでしょうか。公園(GDNと書いてるところ)の南に面した通りだったようです。

早速現地に行ってみました。

この右奥の建物が学校になっていて、この学校の建物のあたりから手前のもう少し右側に傾いた形だったものと思われます。

Little George Streetの側にはGeorge Streetもあったそうですが、こちらもすでにありませんでした。そのあたりに行くとかろうじて当時の通り名の名残を残していたのがこちらです。

ということで、スタンガスンの泊まっていたホテル(そして死体で発見されたホテル)は、旧Little George Streetにあったもので、ユーストン駅近くのゆかりの地として紹介するのが適当かと思われます。(ユーストン駅のゆかりの地はこちらからどうぞ。)

写六様、みっちょんさま、ご協力ありがとうございました。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1